レミーの命日

今日はまた寒さが戻って来てしまいましたね〜東京は雪が降ってますよ。。。

三寒四温ってこの時期の言葉ですよね〜皆様体調管理に気をつけましょうね〜

ところで、昨日気がついたのですが、何と5000niceを達成いたしました〜＼(⌒▽⌒)／

5000niceを押して下さったのはショコラパパさんです〜いつも応援ありがとうございます！！

そして、いつもご訪問くださる皆様のお陰でもあります〜本当にありがとうございました〜m(_ _)m

私の拙いブログを読んで頂き嬉しく思っております。今後もアニーの成長を皆様にも見守って頂けたら幸いです。。。

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今日は私達が結婚して最初に飼ったワンコ・・・シェルティーの「レミー」の命日です。

この写真はいつもリビングに飾ってある写真を写した物です。。。

（デジカメに収めたものがないのです。まだデジカメの無い時代だったので。。。）

この写真は日本に帰国してから撮ったもの。。。

レミー（1987年1月19日誕生～1995年3月7日没）

私達が一緒に過ごしたのは1993年～1995年のたった2年間でした。でも私達の記憶の中には鮮烈な印象が残っています。

レミーの事は今までほとんど書いた事がなかったので、レミーとの出会いについてお話したいと思います。

レミーはアニーパパがアメリカのNYに転勤になった時、出会ったワンコです。

当時私達はニュージャージー（NJ)のFort Leeと言う場所に住んでいました。

家から車で５分位のところにヤオハンという日系のスーパーがあって、毎日のようにそこで買い物をしていました。ヤオハンには情報を交換する為の掲示板があり、私は何かお得な情報がないか、しょっちゅう見ていました。

すると、ある日可愛いシェルティーの写真が貼ってあるのを発見！犬好きの私はその可愛らしい写真に釘付けになってしまいました。。。

内容を読むと、里親募集中となっていました。

私はそれ以来そのワンコの事が頭から離れず、アニーパパに相談しました。

そして、一緒にスーパーに行ってその写真を見てもらいました。するとパパも気に入ってくれて、「一度実物を見に行こうか？」と言ってくれました。

パパはそれまで犬を飼った事がなかったのですが、アメリカで淋しい思いをしている私の事を思って犬を飼ってみようかと言ってくれていました。。。そんな時に出会ったのがレミーだったのです。

すぐに飼い主さんに連絡を取ってレミーに会いに行きました。

レミーの飼い主さんは日系の企業に勤めている日本人のご夫妻の方でした。

何と、レミーはその方がオランダに住んでいらした頃に、わざわざイギリスまで買い付けに行ったほどシェルティーに惚れ込んでオランダに連れて帰ったワンコだったのです。

これはレミーの血統書と手書きですが家系図です。。。

赤線のワンコはチャンピオン犬で、レミーの血筋の良さが分かります。。。

さすがオランダからわざわざイギリスまで買い付けに行っただけの事はあります。

レミーは普通のシェルティーに比べるとかなり体が小さいのですが、やはり少し無理な交配をしたせいなのかもしれません。。。（今だからそう言えるのですが）

レミーに会いに行った時、レミーは台所の隅に閉じ込められていました。

そこのお宅のお子さんが二人とも喘息で、犬の毛が原因のひとつで、これ以上犬を飼う事が出来なくなったというのが里親探しの理由でした。。。

私達が会いに行った時、お子さんはいなかったので、レミーを外に出してもらいました。すると嬉しそうに私達の方に寄って来て挨拶をしてくれました。。。

私はもう舞い上がって「こんなフレンドリーなワンコは今まで見た事ない〜」とすぐにでも連れて帰りたくなっていました。パパも同じ気持ちだったようです。

相手の方も私達を気に入ってくださり、レミーを引き取る事になったのです。

後日、私が一人でレミーを引き取りに行ったのですが、別れ際の奥さんの悲しそうな顔が忘れられません。。。

レミーはきょとんとしながら車に乗っていましたが、私はそんな状況を目の当たりにして、泣きながらレミーを我が家に連れて帰りました。。。

レミーはヨーロッパ仕込みのよくしつけられたとっても賢いワンコでした。。。

私達は本当に夢中になって可愛がったのですが、レミーは私達の家が自分の家だとは思っていなかったようです。

どこか淋しげな目をしていて、いつか元の飼い主が迎えに来てくれるのではないかと待っていたようなんです。

里親になるのは簡単なようで難しいものだなぁ〜とその時つくづく感じました。

里親になるにはそれなりの覚悟がいるのです。前の飼い主を思うワンコの全てを包んでやるようなおおらかな気持ちがないとこちらが辛くなります。

ここでひとつだけレミーのエピソードをご紹介したいと思います。

レミーは「温厚」という言葉がぴったりな、本当に大人しくてめったに吠えたりしないワンコでした。

私は毎朝レミーを連れてだいたい同じお散歩コースを歩いていました。

あるお家の2階のベランダにはいつもポメラニアンがいて、レミーがその家の前を通る度にワンワン、ワンワン吠えかかるのです(ﾉ_･｡)

アメリカのワンコは吠えないのが普通なのですが、そのポメは犬だけじゃなく、人にも吠えてしょっちゅう「Shut up(うるさい)！！」と怒鳴られてました

そんなある日、私達がその家の前を通りかかると、そのポメがベランダではなく、外のグリーン地帯（ワンコ達の散歩道になってました）にいたのです。するといつも温厚でワンコに吠えた事の無いレミーが甲高い声で「ワン、ワン、ワン、ワン」と猛烈に吠えたのです

「わ〜さすがのレミーも堪忍袋の緒が切れたのね〜何だか犬らしくていいじゃない」なんてその時思いました〜

毎朝上から見下ろされてぎゃんぎゃん吠えられていたのをちゃんと覚えていたんでしょうね〜

「あっ、こいつこんな所にいやがる〜」みたいな。。。

そんなレミーが亡くなって今日で16年経ちます。。。

最近命日を忘れる事が多かったのですが、ブログのお陰で思い出せました。。。

2年間だけ一緒に生活しただけでも強烈な印象を残して虹の橋を渡ってしまったレミー・・・

イギリス、オランダ、アメリカ、日本の4カ国を移り住んだ稀有なワンコです。

また時々レミーの事もお伝えしていきたいと思ってます。。。

コメント 25

元のオーナーさんも、レミーちゃんを愛してたのでしょうね。
きっと台所の隅に閉じ込めたのも、辛かったんだと思います。
レミーちゃんの幸せを考えて、里親募集したのですね。

わんわんさん家族に迎えてもらって良かったと思いますよ。
写真のレミーちゃん良い表情してますもん。
幸せだった証拠です^^
2年と言う短い間だったかもしれませんが
レミーちゃんにとっての2年は充実した日々だったんじゃないかな♪
by ねね (2011-03-07 19:42) 

いつか話してくれましたよね
このわんちゃんのこと・・・
レミーって言うんですね

どこか寂しげな表情を見るのも
わんわんさんも心が痛んだのでは・・？

犬は1度出合ったら
きっとずっとご主人様はその人なんでしょうね
手放された方もどんなに心が痛んだでしょう。。

でもレミーちゃんもわんわんさんの家族として
迎えてもらい、楽しい時間を過ごせたと思います


by nonnon (2011-03-07 19:54) 

レミーちゃん、凜としたお写真がとても素敵です。
さぞや、利口なワンちゃんだったんでしょうね。
女の子ですか?男の子ですか?

短い間だったけれど、きっととっても幸せな2年間だったと思いますよ。アニーちゃん見ていればわかります。


by レオンのおかん (2011-03-07 20:14) 

レミーちゃん、すごく優しいお顔のシェルティですね。性格を表しているのか、とても穏やかな表情です。
里親になるのって、とても難しいです。
でも、飼えなくなったワンコのためには、せめて里親募集をするのが、飼い主としての責任なんでしょうね。
わんわんさん一家の元で最後は元飼い主さんの母国でもある日本で暮らせて、幸せだったのではないでしょうか。

by tmkb (2011-03-07 20:46) 

レミーちゃんの最初の飼い主さんは飼いたいけどお子さんの体がっていうので泣く泣く手放されたんですね
マミーの知り合いにお子さんがハスキーが流行っている時にハスキーが欲しいって言って飼ったけど・・・
ひどい飼い方をして結局大きくなって手に負えなくなって里親に渡したんですよ
もし里親がいなかったらヘンリーが「うちで飼う！」って言っていたくらいひどい飼い方をしてました
そのハスキーちゃんは里親のとこでやっと幸せになれたみたいですよ
by terrybear (2011-03-07 21:27) 

レミーちゃんの飼い主さんも良い里親に出会えてホットしたのでしょう。
わずか２年とは言え、大事にされて幸せだったと思います。

それにしてもレミーちゃんは良血中の良血ですね。
英国のチャンピオンは日本と比べてめちゃくちゃ少ないです。
by パピパパ (2011-03-07 22:10) 

ほろりとしてしまいました。
６年も育てて手放すときの気持ち。
わんわんさんにご縁があって、よかったですね。


by ちろろ (2011-03-07 22:41) 

★ねねさん
コメントありがとうございます！
きっとものすごく愛していたと思います。。。そしてレミーも元の飼い主さんを待っていたんだと思います(T T）
レミーにとって、それが良かったのか分かりません。でも、仕方の無い選択だったと思います・・・
私達にとってレミーと過ごした2年間は本当に濃密な日々でした。。。思い出が一杯です。またレミーに会いたくなりました(T T）

★nonnonちゃん
コメントありがとうございます！
レミーはいつも遠くを淋しそうに眺めている事が多かったです。。。
きっと元の飼い主を捜していたんじゃないかしら(T T）
今でもその時のレミーの気持ちを考えると涙が出そうになります。

★レオンのおかんさん
コメントありがとうございます！
こんなお利口なワンコが世の中にいるんだ〜って初めて思いました。。。レミーは女の子なんです。
2年間だけど、本当に強く印象に残ってます。。。
素敵なワンコでした。。。

★tmkbさん
コメントありがとうございます！
そうですね〜穏やかな性格のワンコでした。。。
でも、目だけは淋しげなんですよね〜(T T）
レミーの最期はこれもまたちょっと色々あって薄幸なワンコだったような気がしてなりません。。。
いつかまたお話しいたします。

★terrybearさん
コメントありがとうございます！
レミーの元の飼い主さん、断腸の思いで手放したんだと思います。
我が子の健康を取るか、ワンコを取るか。。。究極の選択をしたんでしょうね〜
ハスキー犬って日本で飼育するのとっても難しいらしいですね〜気候も全然違うし・・・
ヘンリーさんが怒ってたくらいひどい飼い方ってどんなのかしら〜
ハスキーちゃん幸せになって良かったです。。。



by わんわん (2011-03-07 22:43) 

★バピパパさん
コメントありがとうございます！
レミーと過ごしたのがたったの2年間だったというのが信じられない位濃密な日々を過ごしました。。。
とっても楽しい日々をレミーがくれたんですね〜
元の飼い主さんを待ち続けていたレミーの気持ちを思うと今でも涙が出て来ます。。。

★ちろろさん
コメントありがとうございます！
元の飼い主さんは我が子を取るか、ワンコを取るか究極の選択をしたんだと思います。。。断腸の思いだったと思いますよ・・・
レミーはたった2年間ですが、素敵な思い出を残してくれました。。。
by わんわん (2011-03-07 22:48) 

レミーちゃんの元の飼い主さんの心の中を察すると
辛くなりますね～
身を切る思いで手離したのでしょう・・
レミーちゃんにはいつまでも元気でいて欲しかったですが
こればかりは止むを得ませんですね・・・・・・
by makkun (2011-03-07 23:18) 

★makkunさん
コメントありがとうございます！
元の飼い主さん、そしてレミーの心中を思うと今でも涙が出て来ます。。。
レミーの最期はこれまた悲しい最期だったんです(T T）
いずれまたお話ししたいと思います。
本当に薄幸なワンコでした。。。
by わんわん (2011-03-07 23:21) 

お辛い思いをされましたね。
でも　こうして思い出してあげることが一番のご供養ですから・・・
私も犬好きで幼少の頃から常に犬と一緒ですが　このレミーちゃんは　私が実家で飼っていたシェルティと似ているのでビックリ。レミーちゃん同様、しっかり襟巻きしていました。ラブと名付けましたが　そのラブもイギリス生まれで　親はチャンピオン犬。大型だったのでラブもショードッグとして出場予定でしたが　ある歳からアトピーになり断念しました。
・・・ラブとの別れは１３年ほど前・・・もしかしたら同じ血統・・・？

by sonia (2011-03-07 23:58) 

★soniaさん
コメントありがとうございます！
レミーとの思い出は楽しい事と辛い事の両方です。。。
どっちも私の心に強く残っています。
ラブちゃんもイギリス生まれ？
年も近そうですね。。。レミーと同じ血統だったらすごい偶然ですね〜でもあり得ない事じゃないです。。。
またレミーに会いたくなりました(T T）
by わんわん (2011-03-08 00:13) 

わんわんさん、16年ですか～そうだったのですね。
レミーちゃんと素敵な思い出がいっぱいあればあるほど、
別れの時、お辛かったこと、想像するに余りあります。

悲しい最期でも薄幸だと思われても、
わんわんさんに出会えて、
レミーちゃんの運命を受け止めて愛し愛されて暮らしたこと、
わんわんさんのこと、（余り存じあげない私が言葉にするのはおこがましいこと、とだとは思いますが、）

きっと、幸せだったと思います！

人は隣の芝生がよく見える、みたいに比べる、という生き物ですが、
犬という生き物は、今この時が全て、だと思っています。

わんわんさんに出会えてアニーちゃんも幸せですね。
（レミーちゃんと辛いことを乗り越えてきたわんわんさんだから・・・）

by qoomama (2011-03-08 00:58) 

レミーちゃん、すっごいしっかりものの雰囲気を感じます。
本当にいい子だったのでしょうね。
短い間だったかもしれませんが、わんわんさんと過ごせて幸せだったと思いますよ＾＾
今は同じくらいに、アニーちゃんを可愛がってあげてください。

そうそう、先日のEAGLES、うちのオジジ様とオババ様も行きましたよ〜♪
案外、隣の席だったりしたら面白いですね＾＾；
by 名犬ゴン太・・・の兄 (2011-03-08 01:28) 

5000ナイス達成おめでとうございます。ブログは色んな事を気付かせてくれますね。^^;
by ソニックマイヅル (2011-03-08 07:35) 

わんわんさん、そのような出会いと別れも経験されてたのですね。
レミーちゃんの写真、とても素敵です。
by マリーまま (2011-03-08 09:25) 

レミーちゃんですね。
たくさんの国をわんわんさんと乗り越えてくれた大事なパートナー。
わんわんさんと暮らせて、レミーちゃんも嬉しかったでしょうね。
素敵な写真です。
by パフィーのおくすり (2011-03-08 09:37) 

★goomamaさん
コメントありがとうございます！
ママさんのコメントでまた涙が出て来ました。。。
幸せだったと信じたいです。
レミーはいつも遠くを見ているようなそんな子でしたから・・・

★名犬ゴン太・・・の兄さん
コメントありがとうございます！
素敵な形容詞で表現してくださって嬉しく思います。。。
「しっかりもの」本当にその通りでした。
そして、いつも何かに耐えてました。。。
今は私がアニーに耐えてる？？いや、癒されてます^^

ご両親が見に行かれたのですね〜同世代かな？

★ソニックマイヅルさん
コメントありがとうございます！
ブログを書いていつもは見過ごしてしまう事や忘れてしまう事を常に意識させてくれます。。。これは素晴らしい事だと思います！

★マリーままさん
コメントありがとうございます！
レミーとの出会いは私の犬に対する見方を変えてくれたかもしれません。。。またレミーに会いたくなりました(T T）

★パフィーのおくすりさん
コメントありがとうございます！
4カ国を渡り歩いたワンコも珍しいと思いませんか？月ちゃんは2カ国？今後は分かりませんよね〜
私はレミーと出会えて本当に幸せでしたが、レミーはどうだったのかな・・・レミーの気持ちを思うと今でも辛いです。
でも、幸せだったと信じたいです。



by わんわん (2011-03-08 10:02) 

せつないお話ですが、レミーちゃんは幸せな気持ちで穏やかに暮らしていたと感じました。
でも里親になるってことの覚悟みたいなものも、考えさせられるエピソードだな～と。。。。やっぱり最初の飼い主さんのことも待っていたのかもしれませんね。。



by テォテォ (2011-03-08 11:19) 

★テォテォさん
コメントありがとうございます！
レミーが来てから私達はとっても幸せでしたよ〜
レミーも穏やかな気持ちではあったと思いますが、でも、心の底では元の飼い主さんを追い求めていたんだと思います。。。
ワンコってそういう生き物なんですよ(T T）
by わんわん (2011-03-08 11:24) 

レミーちゃん、穏やかないい表情してますね。
きっとわんわんさんに迎えてもらって幸せに暮らしていたのね。
前飼い主さんはお子さんが喘息でキッチンの片隅に
閉じ込めている状況、辛かったでしょうね。
でも良い方に里親さんになってもらって安心したと思います。


by MANA (2011-03-08 14:25) 

★MANAさん
コメントありがとうございます！
レミーは性格がとってお穏やかですが、淋しそうな目をしているんですよね〜それは死ぬまで一緒でした。。。
きっと元の飼い主さんを追い求めていたんだと思います・・・
レミーの気持ちを考えると今でも涙が出て来ます(T T）
by わんわん (2011-03-08 18:49) 

５０００nice超えおめでとうございます～
レミーちゃん、良い写真が残っていますね…きれいなお顔…お利口そうです～
たぶん、元の飼い主さんが迎えに来る…とは、思っていたんでしょうね…
わんわんさんのもとで、幸せな生活でも…ワンコって、そういうものですよね～
２０数年前に居たトビィちゃんは、引っ越し先で「いつお家に帰るの？」って、顔でいつも見てましたもの…
by まはな (2011-03-08 19:08) 

★まはなさん
コメントありがとうございます！
レミーは私が言うのもなんですが、気品があって、本当にお利口なワンコでした。。。
いつも淋しそうな目をして遠くを見てましたね〜元の飼い主さんを捜していたのかもしれません。。。切なかったです(T T）

by わんわん (2011-03-08 19:17)